『百年の孤独』を読んでいる。
文庫化された名作
最近文庫化で話題になった、マルシア=ガルケスの『百年の孤独』 を読んでいる。
話の展開も普通の小説とは異なる、まるで"おもちゃ箱"みたいな小説で、 コロンビアの歴史や風習を絡めつつ、癖のある登場人物がわんさか出てくる。
雰囲気に馴染めないと難解に感じてしまうため、 挫折する人も多いけれど(自分も一度単行本を読もうとして積ん読してしまったことがある)
一度マジックリアリズムの手法に脳が慣れてさえしまえば、 わりとすらすら読めるなと。
なんというか、とにかく想像力を試される小説で、 あまり深く考えるよりは、 頭のなかで”マコンドの村”を自由に浮かばせるぐらいがちょうど良い気がする。
ちょうど暑い夏の時期に読んでいるのも、ラテンアメリカっぽくていい。 …あっちは今冬なのかもしれないけれどね。
今日はそんな感じで。 かわなみ