脳とアルコールの関係、そして酔うことのメリット
人が酩酊する意味
お酒を飲むことについて、こんな記事を読んだ。
・「脳とアルコールは不思議なほど相性がよい」臨床脳研究者の気づき | 日経BOOKプラス
「アルコールによる影響が出やすいのは、脳の中でも前頭葉、海馬、小脳の3つ。このうち、最初に影響を受けるのは前頭葉です。前頭葉は理性を司っている部位で、お酒が進むと、日ごろ理性でこり固まった前頭葉が解放されていくわけです。もし脳自体がアルコールを欲しているのであれば、脳は実は前頭葉を解放したいのではないか、なんて思ってしまいますね」(柿木氏)
普段酷使されて疲れ切っている前頭葉が、解放されたがっているというのは面白いなと。
こんな記事も。
・The "intoxication thesis": The evolutionary benefits of getting drunk - Big Think
アルコールは事実上「毒物」だけど、なぜ人間は酩酊を好むのか?という話。
まず、酔うことには社会的な側面があります。誰かと一緒にお酒を飲むと、お互いに楽しみ合うという絆が深まるだけでなく、お互いの弱さをさらけ出すことにもなります。酔っている時は、殺されやすいものです。街灯にぶつかりそうになりながらふらふらと家に帰る時、携帯電話や財布、上着を盗まれる危険性も高まります。誰かと一緒に酔うということは、信頼の証です。「あなたをとても尊敬しているからこそ、警戒心を解くことができる」というメッセージなのです。つまり、酔うことは、相手に自分が信頼できる人物であることを知らせる、一種の「化学的な握手」と言えるでしょう。社会は信頼の上に成り立っており、アルコールは、潜在的に敵対関係にある者同士の信頼を築く、一種の「社会技術」なのです。
「つまり、アルコールの主な機能の一つは、前頭前野(PFC)を選択的に抑制することです。PFCの働きを少し抑えることで、普段は気づかないようなつながりを突然見出すことができる、子供のような精神状態に戻ることができるのです。PFCが優位な状態では機能しないような方法で、脳の各部位が互いに情報伝達できるようになります。」
音楽の世界でも、お酒やドラッグが有効なのはそういうことなのかもね、という話でした。
今日はそんな感じで。
かわなみ
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