かわなみのテキストサイト

フォース・プレイスという新しい居場所

Fourth Placeという概念

最近フォーブス誌のこんな記事を読んだ。
どうやら"新しいつながりの形"として「フォースプレイス」という場が注目されているらしい。

サードプレイスの先、「4th Place」という新しい場とは | Forbes JAPAN

家(1st Place)は生活の基盤を提供し、職場(2nd Place)は生産性や社会的役割を与えます。そして、公共空間やカフェなどの3rd Placeは、日常を少し彩るリフレッシュの場として機能しています。

”Third Place(サードプレイス)”は、1989年に米国の社会学者Ray Oldenburg氏が著書「The Great Good Place」のなかで提唱しました。そこで「サードプレイスは、民主主義や市民活動の場となり重要である」とされていましたが、今世界では、経済格差や価値観の分断が進行しています。

4th Placeはサードプレイスのような「居心地の良い場所」ではなく、むしろ、不確実性や多様な視点を受け入れ、深く考え、成長するための挑戦的な場です。

恥ずかしながら「4thプレース」って初めて聞いた言葉だけど、
どれぐらい浸透してるんだろう?

・・・ということで、
記事に書かれている特徴を7つまとめてみると、

  1. 意味づけの場
  2. 意図的なプログラム
  3. 否定をしない共感の場所
  4. 答えは存在しない
  5. 個々の選択を尊重する
  6. カリスマ不在の環境
  7. 持続的なつながり

という感じらしい。

参加者同士がお互いの多様性を尊重して、
問いを共有しながら道を探っていく、という感じ。
確かにイマっぽいし、新鮮味はあるなと。

6つ目の「カリスマの不在」は大事な気がする。
あまりに存在が大きすぎる、出来すぎる人がいるとその人にどうしても引っ張られてしまうというのはありがち。

色んなコミュニティーのかたちはあるけれど、
みんながムリしない生きやすい場所が増えていくといいなと。

今日はそんな感じで。
かわなみ

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