俳句を毎日楽しむ試み(2025年1月)
俳句日記
毎月、なにかしらテーマを決めて毎日習慣を続ける試み。
今月のチャレンジは俳句(Haiku)。
歳時記を読んで、印象に残った俳句を書き残していきます。
- Day1
食積や 朱きは海老と たうがらし
- Day2
なほ口に あるカズノコの 音楽し
- Day3
杓の水 揺れるを鎮め 初手水
- Day4
初風呂を すこし賢く なりて出る
- Day5
初写真 もつとも高き 塔入れて
- Day6
新日記 修正液を もう使ふ
- Day7
初釜の はやくも立つる 音なりけり
- Day8
しわしわと 打つ柏手や 山始
- Day9
封切れば 溢れんとする かるたかな
- Day10
鴨川の 風いさぎよし 初詣
- Day11
負独楽の したたかに土 抉りたる
- Day12
松蒼き 切り戸ぐぐるや 初稽古
- Day13
弾初めの 少女のうしろ 母がゐる
- Day14
音たてて 雪の降り出す 能始
- Day15
雨降つて うれしくもあり 寝正月
- Day16
箱根駅伝 友の母校と いふだけで
- Day17
田遊の 紅つけて 酔ふ男衆
- Day18
鳴く猫に 赤ん目をして 手まりかな
- Day19
歯朶の塵 こぼれて畳 うつくしき
- Day20
中天に 月冴えんとして かかる雲
- Day21
旅二日 四温のうちに 終へしこと
- Day22
風花の ありしは朝の ことなりし
- Day23
一駅の ながき停車に 雪しまく
- Day24
凍死人 見てきしことを 阿蘇の湯女
- Day25
誰々ぞ 寒雨をついて 来る人は
- Day26
赤よりも 白に華やぎ 葉牡丹は
- Day27
中天に 月冴えんとして かかる雲
- Day28
新しき 雪に沈みて 雪礫
- Day29
雪達磨 ありし処に 消え失せぬ
- Day30
スキー靴 長し改札 とほるとき
- Day31
雪折れの 椿一枝に 蕾あり
こんな感じで俳句、楽しんでいこうかなと。
かわなみ
※追記:無事一カ月続けられました。
2月は「かまいたちの夜」のクリアを目指して頑張ります。
以前の俳句記録はこちらより。
・俳句や季語を楽しむ日記(2024年11月)
・LINK
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