俳句や季語を楽しむ日記(2024年11月)
ブログに以前書いたとおり、 2024年11月から毎月テーマに沿って記録をつけていくことにしました。
今月は俳句(Haiku)。
歳時記を読んで、印象に残った季語や俳句を書き残していきます。
- Day1
季語:秋雨
秋雨は 無声映画の やうに降る
- Day2
季語:木の実
風の日の よく弾みたる 木の実かな
- Day3
季語:団栗
どんぐりの 落ちかねてゐる 水の照り
- Day4
季語:冬瓜
冬瓜を 円座に迎へ 十日たつ
- Day5
季語:十一月
しくしくと 十一月の 雨が降る
- Day6
季語:十一月
峠見る 十一月の むなしさに
- Day7
季語:立冬
立冬や 音ひびかせて 竹箒
- Day8
季語:立冬
立冬の ことに草木の かがやける
- Day9
季語:冬来る
跳箱の 突き手一瞬 冬が来る
- Day10
季語:嚔(くさめ・くしゃみ)
美しき 眼をとりもどす 嚔の後
- Day11
季語:咳(しはぶく)
咳の子の なぞなぞあそび きりもなや
- Day12
季語:湯ざめ
刻々と 湯冷めしてゆく 膝頭
- Day13
季語:焚火
色々の てのひらのある 焚火かな
- Day14
季語:切干
世をしのぶ かたちじわじわ 切干に
- Day15
季語:凍豆腐(しみどうふ)
どれほどを 星と語りし 凍豆腐
- Day16
季語:酢茎(すぐき)
加茂川の 日々に涸れ行く酢茎 かな
- Day17
季語:マスク
マスクして 他人のやうに 歩く街
- Day18
季語:冬紅葉
山頂へ 一歩一歩よ 冬紅葉
- Day19
季語:寄鍋
寄せ鍋に もっとも遠き 席当たる
- Day20
季語:冬早(ふゆひでり)
山深き 瀬に沿う道の 冬早
- Day21
季語:冬の空
本ひらく やうに冬青空 仰ぐ
- Day22
季語:冬の雲
冬の雲 なほ捨てきれぬ こころざし
- Day23
季語:冬の月
冬三日月 高野の彬に 見失ひ
- Day24
季語:冬の星
立ち止まる とき冬星の 無尽蔵
- Day25
季語:寒施行
野施行の 籾撒いてある 渚かな
- Day26
季語:寒稽古
黒帯が 先に来てゐる 寒稽古
- Day27
季語:重ね着
重ね着の 模様重なる 襟周り
- Day28
季語:着ぶくれ
着ぶくれて 人の流れに 逆らはず
- Day29
季語:
立ち止まる とき冬星の 無尽蔵
- Day30
季語:懐手
ふりかかる 火の粉に解きし 懐手
今日はそんな感じで。 → 無事一カ月間、継続することが出来ました。
12月は「新しい言葉を集める」を習慣づけてみようかなと。
・月間チャレンジを習慣づけることにした。
→https://kawanamidaiki.com/gekkann-challenge-matome-blog-ikkagetsu-1month/