人間はなぜ「気持ち悪さ」を感じるのか?
キモいという感情の理由
最近、ナショナルジオグラフィックのこんな記事を読んだ。
嫌悪感は「行動免疫システム」の主要な要素なのだ。行動免疫システムとは、最も原始的な本能によって起こる、私たちの体を最良の状態に保つ行動の集合体だ。
「健康という観点から言うと、嫌悪感は感染症にかかることの少なさと関連しています。なので、病気に関連する状況では有益な感情です」
だが、もしそれが本当なら、なぜ多くの子どもたちはスライムや気持ち悪いものに熱中するのだろうか?
そうしたものへの熱中は「悪意のないマゾヒズム」によるものと考えている。脳がネガティブなものに喜びを見いだす傾向のことだ。また、問題を解決しようとする潜在的な傾向が、グロテスクなものを気にせずにはいられなくさせているという仮説もある。
「悪意のないマゾヒズム」、というパワーワードが面白い。
自分にとって害がある可能性があるためそれを解決しようとする潜在的な傾向が、
あえてそのモノに触れて楽しむという行動に繋がっているという説。
なんか自然ってすごいなという記事だった。
今日はそんな感じで。
かわなみ
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かわなみ
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