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『ナツイチ』2025年号で読みたくなった本

夏の読書フェア

会社の近くの本屋さんに行って、『ナショナルジオグラフィック』のムック本を買ったついでに集英社文庫の『ナツイチ』2025年版を持って帰った。

natsuichi_shueisha_2025_booklist

そういえば、学生の頃は昔ナツイチの選書に従って本買ってたな、と懐かしくなったので、 いくつか印象に残ったものを紹介。

『N / 道尾秀介』
→ "全六章を読む順番で、世界が変わる。あなた自身がつくる720通りの物語。"という感じで、コルサタルの『石蹴り遊び』に近いそれで面白そう。

『海の見える理髪店 / 荻原浩』
→ たまにはこういう優しい小説読むのもいいかも。

『心淋し川 / 西條奈加 』
→ 江戸時代の長屋に住む人々の暮らしを描いた連作短編集。Audible版もあるので聴いてみようかなと。「川」がテーマの作品なので、自分の名前的にも気になる小説だったり。

『教団X / 中村文則』
→ これ有名だけどまだ読めてない、あらすじ読むと個人的には楽しめそうなので気にはなっていたなと。

とるにたらないものもの / 江國 香織』
→ 『きらきらひかる』の江國香織のショートエッセイ。まず外れないだろうなと思うので、なにか重めの小説を読んでるときの息抜きに読んでみたい。

・・・という感じでこの辺で。
宮部みゆきの『R.P.G.』有名だけど読んだことないな、とか、 伊坂幸太郎の『逆ソクラテス』、表題作"だけ"は良かったよね、みたいなことを思ったり。

自分が学生の頃に読んだら面白いだろう本ばかり載っているので、
普段本を読まないという若い人も、こういうブックリストから「ピン」と来た本を読んでほしい。

最近海外で、日本の現代小説が流行っているらしいけれど、
まだまだ注目を浴びてない良作はあるので、いろいろ翻訳されるといいのになと思う。

今日はそんな感じで。
かわなみ

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