「ニュー・スナック」が若者の間で流行っているらしい。
新しいスナック
昭和のおっちゃんが好きなイメージの「スナック」について、こんな記事を読んだ。
・「ニュースナック」が若者に人気 アフターコロナでZ世代が熱視線…専門家が「昭和からの変化」を徹底解説
苦境が続く飲食店業界。そんな中、都心を中心に、ママやスタッフ、お客さんの年齢層が若いスナック、『ニュースナック』と呼ばれる業態が流行しているという。
スナックという形式のお店が増えた歴史的背景も興味深い。
「1964年の東京オリンピックを前に、海外からの観光客対策として夜の街の治安改善に国が力を入れました。そこで、食事を提供しないお店の深夜営業をやめさせようとしたのです。この際、食べ物を提供する店なら深夜営業の許可が出たことから『スナック』が生まれたのです」
「『2020年東京オリンピック』の計画が出た際に、前回の東京五輪が開催された時代の文化が再注目されたのが皮切りになりました。しかし、その後に訪れたコロナ禍で飲食店自体の店舗数が激減。やっと落ち着いた今になって、若者の間で“対面で飲みたい”という気持ちが盛り上がってきた。その中で若者がレトロ文化であるスナックにも再注目したのです」 なるほど、レトロ文化としてのスナック。
「ママも20~30代と若かったり、スタッフも日中はフリーランスやサラリーマンをしている人が、週1でカウンターに立つなどカジュアルな雰囲気。また、店内もスタッフがTシャツ姿で対応し、カラオケはないことも。禁煙の店も多く、若い世代が過ごしやすい様子です」(前出の谷口功一氏)
「ニュースナックは、インスタグラムを通して店内の雰囲気や価格帯を明確にしていることがほとんど。一見さんでも抵抗なく入店できるシステムとなっています」
SNSの台頭で希薄になった他者との繋がりの場としてのスナック、なるほどなぁと。
京都や大阪にもあるのかな?
ちなみに日本語でいう「スナック」は英語で表現すると
「small-scale hostess bar」とか「hostess bar」
がそれにあたるらしい。
今日はそんな感じで。
かわなみ
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