大垣書店が成功している理由
京都の本屋さん
こんな記事を読んだ。
・京都「大垣書店」、出店成功の秘訣とは?|大垣守可×小山薫堂スペシャル対談(前編) | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
大垣:2002(平成14)年に出した烏丸三条店は、社内でも「最大の挑戦かつ最大の成功」といわれています。それまでは小さな店がいくつかあっただけなのですが、烏丸三条という当時は銀行街で土日は人が歩いていないエリアに、父が出店を決めて。現地で朝から晩まで座って人の数を数えたり、駅の上という場所柄への信頼はあったようですが、具体的な決め手があったわけではなく、父の勘所だったようです。 当時、烏丸三条に土日は人が少なかった、というのが意外。
あそこは自分もほんとに頼りにしている本屋さん。
大垣:業界のピーク自体は1996年です。露骨に結果として出始めるのは、雑誌とコミックが悪くなり始めたとき。書店ビジネスの利益構造で考えると、そのふたつが大半をもっているんですよ。数カ月に1回来店して5000円分購入してくださる人ももちろん大切なお客様なんですが、雑誌やコミックのために週1回必ず買ってくれる人って、書店にとっては神様なんです。
逆に具体的なタイトルとしては何が売れていたんだろう?
大垣:一言で言うのは難しいのですが、やはりリスクを取って出店しているのはあるのではないかと。2010年のイオンモールKYOTO店は、フロア面積が先の烏丸三条店の4倍はありましたし、最初の2、3年は正直厳しかったですが、認知されたら実績が一気に上がりました。そこからイオンさんとの関係が深まり、京都桂川、富士宮など出店を増やしています。
結構、積極的に出店しているのは、認識通りだったんだなと。
読者の減少と共に、本屋さんが減っているという暗い話ばかり聞くけれど、
その中でも大垣書店は伸びているのはさすがだなと。
それが京都の会社というのも嬉しいポイント。
インタビュー後編も更新されるみたいなので、
あがったらこの記事も追記しておきます。
今日はそんな感じで。
かわなみ
-過去記事-
Link
Instagram | Bluesky | 川並大樹のLIFELOG