「On」共同創業者のインタビューとランニングシューズの未来
「オン」ランニングシューズの哲学
ニュースレター『Sportsverse』によるスポーツアパレル「On」の共同創業者キャスパー・コペッティへのインタビューを読んだ。
On Is Becoming a Sportswear Gian, Not Just a Running Brand
キャスパー・コペッティ氏はが、Onのマーケティング戦略の転換やファッション業界への進出について語るインタビュー。
印象に残った部分を軽く日本語で。
・ナイキは四半期ごとに業績が振るわず、アディダスも苦戦している。
・ここ一年で、Onは "スイス発の風変わりなランニングシューズブランド"というレッテルを脱して、スポーツカルチャーやファッションにも深く根ざした、総合的なグローバルスポーツウェアブランドへと成長を遂げつつあるらしい。
・On はかつて、専門のランニング ショップ パートナーやアスリート、そして彼らの型破りなシューズ デザインを通じて自然に口コミを広めるという、地道な DIY 顧客獲得戦略で知られていた。
・2025年初頭から、オンはセサミストリートのエルモのキャラクターとの「ソフト・ウィンズ」と呼ばれる大予算のコラボレーションをリリース
・On | Elmo and Roger Federer's letters of the day
テニスのロジャー・フェデラー選手とエルモのコラボCM。
Onが自社のロゴをいじるというユーモアセンス〇な広告。
・浅く広く展開したり、すべての人と協力したり、急速な流行に飛びついたりするのではなく、ブランドの使命を理解し、影響力のある市場や消費者グループに訴えることを意識
・その一例が、日本の著名なファッション小売業者であり流行の先駆者であるビームスとのコラボ。
・この四半期で、日本での売上は前年同期比で100%増加したらしい
体感的には、2倍じゃ済まないぐらい、知名度が上がってきている気がするし、まだまだ伸びそう。
こういう話を読むの、昔から好きなんだよね。
特にオチはないけれど、今日はそんな感じで。
かわなみ
・「オン」というスイス生まれのランニングシューズの流行りとカルチャーについて
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