小林武史のプロデュース論
Bandkband, ミスチル、エレカシetc...
ミスチルやサザンオールスターズのプロデューサーとして有名な小林武史さんのインタビュー記事を読んだ。
桜井和寿、宮本浩次、上白石萌音…小林武史が語る、プロデュース作の秘話。亀田誠治が聞く | J-WAVE NEWS
・宮本浩次の『over the top』について
初めて聴いたけど、エレカシの曲と比べてもかなり冒険していて好きかも。
亀田:小林さんのプロデュースがすごいなと思うのは、宮本さんの語り部というか、歌じゃない豹変する瞬間があるじゃないですか。あれが小林さんがプロデュースされているサウンドで聴くと、より真実の声として聴こえてくるんですよ。
Bank Bandの楽曲『カラ』についても語っていたり。
小林:空っぽの「から」というのと、殻を破るの「から」、その2つがメインなんだけど、おそらく「それ『から』」とか「どこ『から』きて」みたいなこともあるかもしれないし、「続く」みたいな意味を内包している気もしています。東京ドームで今回「ap bank fes」をやることになって、もろもろデザインをどうしようかってなった最初のころに、デザイナーが「東京ドームって昔、ビッグエッグって呼ばれてましたよね」って言って。
あそこまでAメロ的な部分のバースの言葉が現実的に向き合うようなところを通ってくるとは想像してなかったんだよね。あまり現実的になりすぎるとバランスが取れないんじゃないかと思って、かなりファンタジックなスケール感とか、僕らがあずかり知らない未来につながっていくような願いも込めて、そういうアレンジにしていったつもりです。
曲の背景を知れるとやっぱりより深く楽しめていいよね、という話でした。
今日はそんな感じで。
かわなみ
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